飛騨高山で喰いましょう、其の五。
日時は7月18日(日)、午前9時。
朝市から宿に戻り本日3回目の大を済ませた私達はチェックアウトの為フロントに。
昼過ぎまで車を置いて下さるという宿のご厚意に甘え、荷物だけを積み再びさんまちへ。
大のや醸造へ。
http://www.ohnoya-takeda.co.jp/
かなーり昔、家の味噌は美味くないということをこの飯日記に書いたことがあるのだが、その時に心優しい読者の方から「高山の大のやの味噌は美味しいですよ」と教えて頂いたお店。
しかし、1㌔1000円のお味噌の値段に二の足を踏んだままでいた大のや。
まさかこうやって自分の足で行ける日が来るとはその時は夢にも思わなかった。
店内の写真はないが、こちらでは麹味噌と赤味噌をブレンドした合わせ味噌汁を試食することができ、そして、具など一切入ってないただの味噌汁なのに汁だけなのに汁だけなのに汁だけなのに実に美味いのだぁああああああ!!!!(ゼェーハァーゼェーハァー・・・)
もちろんお味噌をそのまま試食することもでき、その結果、当初麹味噌だけの予定が赤味噌まで買ってしまったオレ。
これも味噌が大好きな隊長のため。嗚呼ワタシって太っ腹。
しょっぱいモノを食べた後は甘いものが食べたくなるのが世の常というもの。
お楽しみな昼食まで時間もたっぷりあることだし、甘味処でしばし休憩。
さんまちにある喫茶「かつて」。
昨日行った「藍花珈琲店」もステキなカフェだったが、こちらはさんまちのイメージに更に一体化した黒い連格子造りの建物で、中に入るとレトロな部分と意外と近代的な部分が上手い具合に同居しあったとても癒されるカフェである。
写真はわらび餅と緑茶のセット400円也。
甘いものが苦手なワタシはケーキ以外は滅多に外で食べることがないので甘味系に関しては全くの素人だが、素直にこれは美味しかった。
そして余談だが、このカフェはおトイレもとってもステキ(4回目)。
かつてを出て再びさんまちをぶらぶら。
安川通りに戻り食器やらお土産やらを物色していると時刻は午前11時。
置かせて頂いていた車を取りに戻り、本日のいやいや今回の旅のメインイベントである飛騨牛のレストランへいざっ!!
飛騨牛食べ処 『牛政』。
高山市桐生町4-377-1 ℡0577-34-9052
そう!ここは昨日の朝、宮川朝市で美味しい牛串を売っていた『牛政』の食事処なのだ。
ワタシ的美味しいお肉の食べ方は、さっと焼いて(又は炙って)塩コショウだけで食べる方法。
その中でも大きな鉄板の上でシェフが良質のバターの溶けた上澄みだけを使い、たくさんのスライスしたガーリックを焼き、出来上がったオイルでお肉を軽く焼いて食べるのが一番好きな食べ方。(にんにくせんべいと締めのガーリックライスも欠かせません。)
高山でもそんなレストランがありますようにと色々と探してはみたもののそれがなかなか、、、。
レストランの大半を占めるのが朴葉味噌ステーキのお店、次にフレンチ系のステーキレストラン。
味噌やらソースやらがたっぷりで塩コショウだけのお店がなく困り果てていた時に、これまた読者の方に教えていただいたのがこのお店。
飛騨牛の中で最高ランクである5等級のお肉を良心的なお値段で食べることができる地元でも有名な炭火焼ステーキのレストランで、お肉屋さんが経営しているのだろう、隣りではお持ち帰りや配送用のお肉を買うこともできる食べてよし買ってよしのお店なのであーる。
左:サーロインステーキ200g 4500円也、右:ヒレステーキ150g 4000円也
キレイなサシの入ったお肉に塩コショウをし、
備長炭の七輪でさっと炙って、
レモンをギュッと搾ってヒョイっと口の中へ。
キルは飛騨牛の炭火焼をクリアした♪うけけけけ!
お店の中で一番ランクが下のお肉を注文したにも関わらず、甘みと旨みが濃縮されたサーロイン、そして口の中でとろけるような柔らかさのヒレ、なんとまあ美味しいことか。
ポン酢とわさび醤油もあったのだが、やはり塩コショウとレモン汁が一番美味い!
来て良かったね、最後にこれ食べれて良かったね、と2人満面の笑みを浮かべながら、飛騨牛に舌鼓を打ちました。
そして、この上質なお肉をプロが焼いたら何倍も美味しいんだろうね?一番高いお肉はどんな味なんだろうね?・・・そんな話しもしながら・・・。
それにしても食べてみるとかなりのボリューム。
こっぱいになったワタシは案の定・・・・・・・・本日5回目。
そして2人は高山をあとにして東海北陸自動車道に乗り、家路へと向かったのでした。
もういいかげんにしろ!>自分。
だけどひるがの高原SAのソフトクリームはかなり美味いYO!
そんなワケでキルたんの飛騨高山旅行はいかがだったでしょう?
皆様ここまで長々とお付き合い本当にありがとうございました。
飛騨高山は、風情ある街並み、そして美味しいものだらけの実にすんばらしい街でした。
そして、こんだけの喰いっぷりでしたのでさぞかし肥えたことだろうと思いきや、たった500gの肥えっぷりで収まってくれたのは、喰った分きっちり歩いたからと、なによりどっさり出したからでしょう。
飛騨高山はお通じにも良い街なのかも知れませんね。
(そこの君、普段通り出してるだけとか突っ込むな。)
ありがとう、飛騨高山!
また絶対に行きます!飛騨高山!
←かなり楽しかったらしい。
今回食べられなかったモノ 、鮎、牛刺、そして、ちゃんとしたお寿司屋さんで食べる牛寿司と漬物寿司は、次回必ず!!
おまけ
お土産の、食器とお味噌とお菓子。
隊長の為に買った飛騨牛もたいそう美味かったじょ!
by kiisuke0320 | 2004-07-21 00:05 | お出かけ(愛知・岐阜)